「レクリエーション活動」

就職意欲に際し、重要な要素としてメンタルケアがあります。
アメリカ精神医学会編纂の『DSM-III』の診断基準におけるSocial Withdrawal(社会的撤退)が「ひきこもり」の元であるように、メンタルと社会的交流の関係は切り離せません。
特に本人が望まない不可抗力的な「ひきこもり」は、就労において障害となります。

厚生労働省の定義を元にした内閣府の調査では、2018年12月の引きこもりは、12歳から64歳で115万人を超えており、準ひきこもりといった最低必要程度に外出する者を含めれば300万人を超えるとされ、就労を超えた社会的懸念となっています。

単に自宅を出ないということでなく、交流を断つという問題に対し、対面コミュニケーションの解決を図る為、事情を理解する仲間との「レクリエーション活動」が重要と考えています。これは、完全な不特定多数ではなく、段階的に解決することと、単純な交流というもので、強制しない意識改善を促すものです。

厚生労働省の類似アンケートでは、ひきこもりが49%、精神科又は心療内科での治療を受けたも49%となっており、これはメンタル面の問題があって無就業状態になった場合と、無就業状態になったことがメンタル面の問題につながっている場合の両面が考えられる貴重な意見となっています。それに対し、これを脱した者からは、希薄な対人関係の改善や親や友人ではない新しい他の人間からの理解や暖かさが、助けになったという回答もあり、これを助ける活動は、最終的に就労につながると考えられています。そして、心理の専門家は、こうした面では、高度な心理技術より動機につながる「ふれあい」が大事であると伝えています。


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